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ロボット甲状腺手術

   世界最高クラスの医療施設と最高品質の医療スタッフを揃え、世界最高の甲状腺専門家であるBo Yeon Cho教授が率いる中央大学病院甲状腺センターは2011年3月から歴史を始め、現在はロボットによる甲状腺手術を行っています。ロボットによる甲状腺手術は、患者が甲状腺手術による傷跡を心配する必要がないので、優れています。さらに、研究により、ロボットによる甲状腺手術は、既存の甲状腺手術と同様に有効であることが明らかになりました。
  1. 女性で発生率が最も高い癌は?甲状腺癌!!!
   甲状腺癌は最近その発生率が大きく増加しており、2004年以降は韓国女性に最も多く発生する癌であり、男女全体では胃癌に続いて2番目に多い癌です。このように甲状腺癌の発生率が増加した理由は、健康検診の機会が多くなり、診断技術が発展することにより、サイズの小さい初期の甲状腺癌が多く発見されているからであると考えられます。
  1. 小さい癌は手術の必要がない?
   日本のある病院で試験的に1cm以下の微細甲状腺癌患者の一部の患者を手術せずに観察した例がありますが、アメリカ、ヨーロッパ及び韓国のすべての甲状腺癌専門学会の共通の意見は、すべての甲状腺癌に手術的治療が必要であるというものです。その理由は、サイズの小さい甲状腺癌でも再発の原因となるリンパ節転移や、致命的な結果を招き得る遠隔転移が生じ得るからです。
  1. 切開手術?ロボット手術?
   甲状腺癌の手術は、簡単に言えば、甲状腺癌を含む甲状腺組織と転移の可能性のある周辺のリンパ節組織を完全に除去する過程です。このような甲状腺癌の手術に最も多く利用される方法は、首の前方の皮膚を切開する方法です。この手術法は伝統的に100年以上も全世界的に広く利用されてきた方法であり、甲状腺の位置する頸部の皮膚を直接切開するので、甲状腺の露出が容易で効果的かつ安全な手術を行うことができます。しかし、切開手術の最大の欠点は露出することの多い首の前方に傷跡が残るということです。

   このような欠点を補うために発展した手術がダヴィンチ(da Vinci)ロボットを用いた手術です。ダヴィンチロボットとは、最先端ロボット工学が医療に適用された手術用ロボットです。ダヴィンチロボットを用いると、首に傷跡を残すことなく、15倍に拡大した立体的な視野で、振動することなく精巧に動くロボットの腕を用いて人の手が届きにくい位置でも、外科医が精密かつ正確な甲状腺手術を行うことができます。切欠部位は露出しない部位であり、それさえも非常に小さいので、ほとんど傷跡がないといえます。しかし、高価な手術装置を用いることによる高価な手術費用がロボット甲状腺手術の欠点です。

  1. どのような場合にロボット甲状腺手術を行いますか?
   高齢の患者は首に自然なシワがあり、時間が経つと傷跡の色が薄くなって目立たないことが多いので、特別な場合でなければ高価なロボット手術の利点は少ないです。ところが、首が相対的に張っていて細胞活動が旺盛な若い患者は傷跡の色がなかなか薄くならず、厚く着色するケロイドや肥厚性瘢痕を形成する場合が相対的に多いので、ロボット手術も考慮されます。しかし、すべての甲状腺手術をロボット手術で行えるわけではなく、切開手術のほうが望ましいケースもあります。ロボット手術を受けるか、切開手術を受けるかを決定する上で最も重要なことは、担当外科医の判断と患者の選択です。

   一般に次のような場合に施行します。
  1. ほとんどの良性甲状腺結節
  2. 周辺組織やリンパ節に広がっていない小さな甲状腺癌
  3. 濾胞性腫瘍


それに対して、次の場合は一般に頸部を切開して手術することが望ましいです。
  1. サイズが非常に大きい良性甲状腺結節
  2. サイズが大きく、周辺組織への浸潤が激しい甲状腺癌
  3. 激しいリンパ節転移が疑われる甲状腺癌
  4. 甲状腺癌の位置がロボット手術に適さない場合
  5. 過去に頸部の手術や乳癌手術を受けたことがある場合
  1. 手術準備や治療過程が複雑ですか?
手術後の経過や退院手順などは切開手術と同じです。